歯医者の伝える抱っこ紐のすすめ

お子さまの抱っこ紐、どのように選ばれていますか?

実は、抱っこ紐の使い方一つで、お子さまの将来の歯並びにまで影響してくるんです!

 

こんな抱っこの仕方、見たことありませんか?


 

 

街中で見かける、抱っこ紐で寝ている子供たちの中で、首が後ろに「カクン」と反ってしまっているのを、見かけたことありませんか?

実は、この状態こそ、抱っこ紐で最も注意してほしいこと。

この反ってしまっている状態は、お子さまのお口の成長に、様々な悪影響があるんです!

 

頭が後ろに反ってしまう状態は、次のようなことを引き起こします。

 

 

・お口がポカンと開いてしまう

 →鼻呼吸でなく、口呼吸になってしまう

 →お口の周りの筋肉が弱くなる

 

・舌が後ろにダランと落ちてしまう

 →舌の力が弱くなり、顎が正しく発育しなくなる

 →深い噛み合わせになったり、歯並びが狂ってくる

 →歯ぎしり、いびきをするようになる

 

実は、これ、抱っこ紐の時だけじゃないんです!


 

この首が後ろに反ってしまっている状態は、抱っこ紐の時以外にも起きています。

例えば、ベビーカーや、チャイルドシート。

もしくは、抱っこして寝かせている時にも起こり得ます。

 

子供の首がすわるのは、3〜5ヶ月。

しかし、首がすわってからも、寝ている時に首は不安定なままです。

必ず、頭を支えて、正しい姿勢を保ってあげてくださいね!