悪習癖で歯並びは悪くなります。あなたのお子さんは大丈夫??

きれいに並んでいた歯並びも、習慣的な悪い癖によって歯並びが悪くなることがあります。

矯正治療で治した歯並びも、悪い癖がなくならない限り、また歯並びは悪くなります。

まずは注意すべき癖をお伝えします!

 

歯並びが悪くなる癖


 

①指しゃぶり

悪習癖の代表とも言える、指しゃぶり。

くわえた指に押される力や、指を吸う力で、前歯や奥歯が傾斜し、出っ歯など様々な歯列不正になります。

少なくとも、3歳までにやめれることをお勧めします。

 


②唇を噛む

下の唇を噛むことが多い。

下の唇を噛むことで、下あごの発達を抑制してしまい、出っ歯や過蓋咬合になってしまします。

 

 

③口呼吸

普段、ぽかんとお口があいてしまっている子供をたくさん見かけます。

お口が開いていると、口呼吸になり、舌が下がり下の前歯を押したり、口周りの筋肉が緩み、への字口になります。

その他歯列不正の原因にもなり、全身的にも良いことは何もありません。まずは、お口を閉じましょう。

 

 

④舌で歯を押す

つばを飲みこぬ時など、舌の位置が普段から間違っていると、舌で歯を押し出してしまい、出っ歯や開咬になってしまいます。

 

 

 

⑤偏側だけで噛む

食べるときはできるだけ両側で噛むようにしましょう。

片側だけで食べ続けると、口周りの筋肉にも偏りができ、歯並びにも影響を及ぼします。

 

 

 

⑥頬杖をつく

頬杖は歯並びのみならず、あごの関節にも悪影響を及ぼします。

あごの関節の成長を阻害してしまったり、あごがずれてしまったり。両手で頬杖をつくのも同様です。

 

 

 

 

まとめ


癖は習慣となり、知らず知らずのうちに歯並びや顎の関節に多大な悪影響を及ぼします。

大人も子供も、気付いたときにやめるようにしましょう。

歯並びは矯正治療で治療することができても、癖がなくならない限り後戻りしてしまいます。

変形してしまった顎の関節に至っては、治すこともできません。

癖をやめさせることはとても根気のいるものになりますが、是非、将来のためにも、やめれるようがんばってください!!