小さな問題児、口内炎。その原因や対処法は!?


 

みなさん、こんにちは。

歯科医師の長谷川です。

 

さて、今回のテーマは

ひとたびできると、食事も美味しくないほど辛い

小さな問題児「口内炎」。

 

どうしてできるのか?

どうすれば治るのか?

そんな情報をお伝えしていきます!

 

この口内炎、原因はなに?


 

 

まず、第一に、「ビタミン不足」。

ビタミンB群、特にビタミンB2などは

「お肌の代謝のビタミン」とも言われ

これらが不足することで口内炎ができやすくなります。

 

他にも、「疲労」「睡眠不足」など

免疫が下がっているときや、

お口の中に「汚れ」がたまっている時などに

起こりやすいと言えます。

 

上記の口内炎は

「アフタ性口内炎」と呼ばれ

唇を咬んだり、入れ歯が擦れるなど

刺激によって始まることも多いものです。

 

その他に、「ウイルス感染」という可能性があります。

ヘルペスウイルスや、コクサッキーウイルスなどの感染により

お口周辺に口内炎が多発します。

 

また、稀な原因として

「自己免疫疾患」によるものがあります。

ベーチェット病、白血病などの

病気の症状として口内炎が多発することがあります。

 

どうすればいいの?


 

 

単発で、頻度の低いものは

前述の「アフタ性口内炎」の可能性が高いです。

その場合、体調を整えるほかに、

ビタミンの摂取が効果的です。

 

歯医者さんでステロイド軟膏を

処方してもらって塗ることも、

治癒を早めると思われます。

 

 

しかし、1〜2週間経っても

治癒せず悪化したり

多発する場合は

前述のように別の原因も考えられますので、

歯科医院を受診されることをオススメします。

 

ウイルス性のものであれば、

抗ウイルス薬などが必要になる場合もあります。

 

まとめ


 

基本的には

「アフタ性口内炎」である場合

体調を整え、免疫を上げることで

自然に治癒することが多いので

心配いりません。

 

しかし、長引く場合、あるいは多発する場合、

歯医者さんに相談するようにしてみましょう!

 

また、歯医者さんでの

定期的なクリーニングも

予防のために効果的なので、

是非行うようにしてくださいね!