食事をした後、
「食べかす」が歯の間に挟まると
気持ち悪くて掃除しますよね!?
でも、実はムシ歯や歯周病の原因は、
この「食べかす」じゃないってご存知でしたか!?
では、本当の原因は、一体なんなんでしょう?
実は、この歯周病などの原因は、
「プラーク」と呼ばれるものです。
「バイオフィルム」「歯垢」とも呼ばれ、
歯の表面にくっつく細菌や
その代謝物のことを言います。
歯磨きをせずに
疲れて眠ってしまった次の日の朝、
歯の表面が「ベトっ」としたことありませんか?
これは、お口の中の細菌が
手を取り合って
歯の表面にへばりついたもので
これを「プラーク」と呼びます。
単純に食べかすがくっついているのではなく
細菌の塊が付着しているのです。
この細菌の塊となった「バイオフィルム」は、
例えば市販のうがい薬などでは
決して取れることがありません。
唯一の方法は、「歯磨き」。
つまり、物理的に除去するしかないのです。
特に、歯と歯ぐきの境目に溜まったプラークが
歯周病を引き起こします。
歯の表面をキレイに磨く方は多いのですが、
この境目を磨けていないことが多く見られます。
手を繋いでこびりついた細菌たちは、
かなり強力にへばりついているため、
適切なブラッシングで
毎回除去していく必要があります。
食後に食べかすを爪楊枝で
掃除している方もよく見受けられます。
しかし、ムシ歯や歯周病の予防には
不十分と言えます。
この原因となる「プラーク」を除去するには
「染め出し」を行って
どこにプラークがあるのか、目で確認してみることが有効です。
是非、適切なブラッシングを学んで
プラークをなくせるように頑張っていきましょう!