正しい嚥下を身につけよう!〜授乳期〜

「嚥下」とは、

モノを飲み込む動作のこと。

 

舌などの動きで

モノを口の奥へと送りこみ、

飲み込みます。  

 

赤ちゃんは、

お母さんのお腹の中で

羊水を飲みながら、

「嚥下」を練習してして

生まれてきます。

 

産まれてからは、

乳を飲んで「嚥下」します。

 

それがうまくいかないと、

「噛むこと」が狂ってきます。

 

顎を正しい方向に育て、

歯が良い位置になるには、

口を閉じて、

鼻で呼吸をすること、

そして

「舌の位置」や「働き方」が

非常に大きく関係してきます。

 

赤ちゃんの時に

正しい「嚥下」を身につけて、

綺麗な歯並びを手に入れましょう!

 

赤ちゃんの正しい嚥下の見分け方


    1. 赤ちゃんの口の真ん中に指を入れて、舌が来ないで、指を噛んだらOK。
    2. 乳を飲むときは吸うだけでは顎が狭くなるので、顎を開閉させながら飲むと良い。
    3. 舌を出して飲むと、口唇を使わないと飲めないので、顎が大きく育ちにくい。
    4. 乳が口角からもれている子は嚥下が下手な可能性が大きいので、要注意。

     

    正しい嚥下を身につけるには


     

    母親の乳首は、

    赤ちゃんの上あごに

    ぴったり吸い付きます。

    そして、

    顎を開閉させながら

    しっかり吸い込むことにより、

    顎の骨は育っていきます。

     

    まずは、

    赤ちゃんが大きく口を開けて、

    しっかりと乳首をくわえさせましょう。

     

    人工乳の場合、

    10分足らずで

    飲み終わってしまうようだと、

    顎の育ちに悪いだけでなく、

    満足感も得られません。

     

    新生児は1回60cc、

    1日7〜8回。

     

    正常なら

    すぐに120ccになります。

     

    2〜3か月からは

    1回200ccを5〜6回。

    これらの量を

    10分から30分以内に飲めるよう、

    哺乳瓶の乳首を調整しましょう。

     

    いつも同じ方向で授乳を行い、

    同じところに乳首が当たっていると、

    そこだけ硬くなり

    歯が生えにくいことがあるので、

    左右の体の位置は

    適度に変えて飲ませるように、

    注意してください。

     

     

    まとめ


     

    と言っても、

    お母さんの思う通りにならないのが、子育てです!!

     

    しかし、

    理想を知っておくことで、

    それに近づけることができます!

     

    まずは授乳の仕方から、

    赤ちゃんの頃より

    気をつけてみてください!!

     

    湯山幸寿 GPのための床矯正・矯正のすすめ