「なんだか最近、食事をしても美味しくない」
「最近、味を感じない」
「濃い味じゃないと味を感じなくなった」
など、お悩みの方はいませんか?
これらは総じて
「味覚障害」と呼ばれますが、
実は潜在的な味覚障害患者は
3000万人いるとも言われています。
意外と身近な「味覚障害」。
どんな対策ができるのでしょうか?
「味覚」とは、
口の中に多く存在する
「味蕾」と呼ばれる器官から感じ取り
脳に伝えられる情報です。
口の中に入った味の情報はもちろんのこと、
それに加えて
「花で感じる匂い」や「目で見る視覚情報」など、
脳に伝えられる間に
様々な情報がまとめられて「味覚」として感じられます。
そのため、体調不良など
お口の以上以外でも味覚障害は起こることがあります。
また、味には「甘み・苦み・ 酸味・塩味・旨味」
という種類がありますが、
味覚障害を引き起こすのは
「旨味」を感じるかどうかが重要と言われています。
「旨味」を感じにくくなってしまう
ことが原因で起こる味覚障害には、
「旨味」を感じ取る練習が効果的と言われています。
それには、「昆布出汁」を利用するんです。
30gの昆布に細かく刻みを入れます。
それを500mlの水に浸し、一晩置いておきます。
ペットボトルの中に作ると良いでしょう。
火にかける場合は、弱火で行いましょう。
それを、少しづつ30秒間口に含み、
旨味を感じ取るように意識します。
これを一日10回、行います。
一日2〜3回では効果が出ないことが確認されています。
こうして、「旨味」を感じ取るように訓練することで
「味覚障害」が改善すると言われています。
この昆布だしを利用した訓練は
簡単に始めることができ、
副作用もない方法です。
しかし、唾液の病気だったり
他に原因があることも多くあります。
まずは、ぜひ、
お気軽に歯医者さんに相談されることをオススメします!