こんにちは、
名古屋市昭和区・千種区・天白区からも通いやすい
八事日赤の歯科医院(歯科・歯医者)たきかわの森歯科クリニックの歯科医師・長谷川です🍀
ご自宅でフッ素入りの歯磨き粉を使用することや、歯科医院でフッ素を塗ってもらう。
以外にも、フッ素でうがいができることはご存知ですか??
フッ素洗口剤は2019年9月に第3医薬品に移行し、
薬剤師のいる薬局で入手できるようになりました。
今回は、少し身近になった、フッ素洗口についてお伝えします!
その名の通り、フッ素を使って、うがいをします。
世界的には、1945年頃から始まり、75年以上の歴史になります。
現在の日本では、フッ化物イオン濃度として、
250、450、900ppmのフッ化物洗口液を調整して利用することが
認められています。
顆粒を水で溶かすタイプと、液体タイプがあり、
1日に1回、
口に含んで、約30秒間薬液が歯面に行き渡るようにぶくぶくうがいし、
薬液を十分に吐き出します。
うがい後に口の中に残るフッ素量から、中毒の危険性はない。
と認められています!
フッ化物洗口による永久歯の虫歯の抑制効果は明らかにされています。
フッ化物洗口の虫歯予防効果を最大限に発揮するには
歯の交換期に継続的に行う必要があり、
特に、就学前からの洗口開始が
より虫歯予防に効果的とされています。
成人においても、虫歯予防に効果的とされており、
歯と歯の間(隣接面)に予防効果が高いとされています。
予防効果は、実施期間2〜3年で40%、長くなれば60〜70%になる。
と言われています。
フッ素洗口は濃度が低くても、毎日継続して行うことが
1番効果的です。
子供の頃からの習慣として。
大人になってからの虫歯予防に!
ぜひ取り入れてみてください。
参考文献:第3類医薬品になったフッ化物洗口剤 荒川浩久
フッ化物洗口法に伴う洗口液中フッ素の口腔内残留量について 可児瑞夫 口腔衛生学会雑誌第26巻第4号
成人におけるフッ化物応用による齲蝕予防効果 郡司島由香 口腔衛生学会雑誌 Journal of Dental Health 47,281〜291(1997)
フッ化物洗口実施校における齲蝕予防効果ー歯郡別分析及び乳歯う蝕と永久歯う蝕の関連性についての分析ー 吉岡昌美 口腔衛生会誌 J Dent Hlth 55:552-558.2005
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