こんにちは、
名古屋市昭和区・千種区・天白区からも通いやすい
八事日赤の歯科医院(歯科・歯医者)たきかわの森歯科クリニックの歯科医師・長谷川です🍀
歯医者さんで、
「この歯は神経が抜いてあるけれど、
根っこに膿(うみ)が溜まってしまっていますね〜」
などと言われたことがある方は見えますか?
実は、神経を抜いた歯は、
しみたり痛みを感じないのですが、
知らないうちにバイ菌が入って
膿んでしまうことがあるのです!
https://www.whitecross.co.jp/から引用
歯の中には「神経の管」があり、
神経を抜くと、この中は空っぽになってしまいます。
そのため、この「神経の管」に薬を詰めてから
被せ物を作ります。
しかし、どこかからバイ菌が侵入し、
この「神経の管」に入り込んでしまうと、
そのまま根っこの先にバイ菌が溜まり、
いわゆる「膿んでいる」状態になるのです。
こうなったら、被せ物を取り外し、
もう一度「根っこの中の掃除(根の治療)」をする必要があるのです。
実は、神経を抜いた後は、
膿んできたとしてもあまり痛みを感じません。
よっぽど膿が大きくなって初めて、
「顔まで腫れてきた」「噛めないほど痛い」
など大きな症状として出てくるのです。
そこで、早めに気づくことができるのが「レントゲン写真」。
硬いものが白く映るレントゲンでは、
根っこの先に「黒い影」として膿は写ってきます。
これは膿によって周りの硬い骨が溶かされているから。
「根っこの中の掃除(根の治療)」を行うことで、
この溶けた骨が回復してくると、
レントゲン上では一年以上かけて、この黒い影が小さくなり、無くなってきます。
残念ながら日本の保険治療における
根の治療の成功率は非常に低く、
膿が溜まって再度根の治療が必要になる可能性がとても高いと言えます。
そのため、まずは最初の根の治療(神経を抜く)のクオリティが大切と言えます。
最近では、「マイクロスコープ(顕微鏡)」「ラバーダム(ゴムのマスク)」「MTAセメント(根を詰める良い薬)」などを用いて、
精密に根の治療を行うことができ、この成功率を大きく向上することが可能になっています。
お悩みの方は、ぜひ歯医者さんに相談してみてくださいね!
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