以前から
手が荒れたり
足が荒れたりを繰り返しているけど、
なかなか良くならない…
そんな方はみえませんか?
皮膚科に行っても、
塗り薬をもらうだけで
なかなか根本的な解決にならない…
そんな方もみえるかもしれません。
今回は、そんな
「口」と「皮膚」の
意外な関係性について
お伝えしていきます!
「手のひら」や
「足の裏」に
水ぶくれなどが繰り返しでき
荒れたようにみえる病気に
「掌蹠膿疱症」というものがあります。
そんな病気の原因として、
口の中の病気が関連しているのです。
以前の記事でもご紹介したように
“口の中の金属は、アレルギーを誘発する、というリスクもあります。”
銀歯が原因でアレルギーになることもあります。
[1]より引用 口腔内の金属除去により症状が改善した一例
しかし、実は
それにも増して原因となり得るのが
「膿」が溜まっていること。
神経が死んでしまったり
昔神経を抜いた歯が
再度膿んできてしまった場合、
その病巣が原因で
このような皮膚の病気を引き起こすのです。
この病気は、
お口の中の病気だけでなく、
「扁桃腺の病気」や
「副鼻腔炎」も
原因になりえます。
つまり、治療には
「皮膚科」「耳鼻咽喉科」「歯科」など
幅広い知識が必要なのです。
歯科においても
むやみに金属を外すのではなく
まずは皮膚科と連携して
アレルギーの検査(パッチテスト)を
適切に行うことが重要です。
まずは、今回の内容を元に
主治医の方に
手足の皮膚の症状と
歯科の関連を聞いてみてくださいね!
[1] Visual Dermatology Vol.16 No.12