子供の食事トラブル。偏食なんとかならない?!

子育ての中で、

必ずと言っていいほどぶつかるのが、

食事トラブル。

 

「遊んでなかなか食べない!」

「偏食する!」

「ムラ食い!」

「時間がかかる!!」

お母さんたちは

様々な問題で悩むようになります。

 

今回は、

その中でも、

「偏食」について

考えてみましょう!

 

偏食って?


 

「偏食(へんしょく)」とは、

必要とする栄養素に

偏りがある食事の状態であり、

一般的には

「好き嫌い」とも呼ばれるものです。

 

この偏食には、

「味覚」と「嗜好」の発達が

大きく関わってきます。

 

 

味覚


 

食べ物の味を

識別する感覚を

「味覚」といいます。

 

子供は「甘味」「塩味」「旨味」を好み、

「酸味」「苦味」を嫌う傾向があります。

 

しかし、

「味覚」は発達している最中ですので、

離乳期に各種の

味覚を経験することで

受け入れ可能な「味覚」となります。

 

嗜好


 

食品に対する好き嫌いを

「嗜好」といいます。

 

「味覚」の影響が大きいですが、

脳の成長により、

嗜好の幅が広がります。

 

ある食品を食べない場合は、

「嫌い」ととらえるのではなく、

「まだ食べられるようになっていない」

と考えるといいでしょう!

 

偏食の対応


 

①偏食の固定化を避ける

時期によって好みも変化するので、

定期的に食卓にのせてみましょう!

 

②栄養バランスと長期的な視野を持つ

長い目で食べれるように

なるかもしれません。

小学校入学を目標に

焦らず食べれるようにしていきましょう!

 

③年齢に応じて柔らかくする

3歳以下の場合は

加熱時間を長くして柔らかくしたり、

小さく切ることで解決することもあります。

食材に一手間かけてみてください!

 

④におい について

ピーマンは、

茹でこぼしてから料理すると、

においが弱まります。

においが減る工夫をしてみてください!

 

⑤好奇心を育てる

「チャレンジしよう!」

という好奇心を

育ててみることも大切です。

 

⑥食育の工夫をする

自分で作った野菜や、

自分でスーパーで買ったもの。

自分で料理したもの。

いろいろな体験をさせることで、

食材に興味がでるかもしれません。

 

まとめ


 

小さい頃の好き嫌いは、

成長とともに変化します。

 

「嫌いだから。」と、

決め付けるのではなく、

「今日は食べれない日!」

と、割り切って、

調理の仕方に少し工夫を加えたり、

何度でも気軽に

チャレンジしてみてください!

 

参考資料;堤ちはる 子育て・子育ちを支援する こどもの食と栄養