「この歯は、割れてしまっていますね」

「ヒビが入ってしまっています」

そんなことを

歯医者さんに言われた方はいませんか？

歯が割れてしまった場合

どのような治療が行われるのでしょうか。

歯が割れたりすると

激痛があることも多くあります。

そもそも、歯が割れるなんて

そんなに起こるものなのでしょうか。

歯が割れる原因とは！？

真っ先に思い浮かぶのは

「食いしばり」や「歯ぎしり」。

確かに、噛む力が

そもそも強い方や、

歯ぎしりをする方で、

歯が割れてくるような方も

いらっしゃいます。

その場合、

歯の表面に

「マイクロクラック」

と呼ばれる「小さなヒビ」

など、

初期症状が見られることもあり、

定期的に歯医者さんに

チェックしてもらうことで、

早めに防止できることもあります。

それよりも、もっと多い原因が！？

実は、もっとも多い

歯が割れる原因は、

「神経を抜くこと」です。

神経を抜いてしまうと

歯に栄養が届かなくなり、

歯が「脆く」なります。

そうなると、

正常な歯と

同じ力がかかったとしても、

割れてきてしまうのです。

また、神経を抜いたあと、

「土台」と呼ばれる

「金属の芯」を差し込み

被せ物を作ることも

歯が割れてくる要因となります。

最近では、

歯が割れにくい

「ファイバー」と呼ばれる

土台もあるため、

状況に応じて選択することが大切です。

歯が割れてしまったら、どうするの！？

実は、歯が割れてしまった場合

歯を残せないことが大半です。

つまり、「抜歯」が

治療法となることがほとんどです。

割れてしまった場所や

大きさによって

なんとか歯を残す方法が

見つかることもあります。

しかし、まずは

割れてしまうことを防ぐことが

もっとも大切なことといえます。

まとめ

「食いしばり」や

「歯ぎしり」よりも

「神経を抜くこと」が

歯が割れてきてしまう原因ということが

今回のお話です。

虫歯が大きくなってしまうと

止むを得ず神経を抜くことも多くあります。

まずは、そこまで虫歯が大きくなる前に

早めの対処ができるよう、

定期的に歯医者さんで健診することが

大切だと言えますね！