1度始まると止まらない。
毎日悩んで考えて、
慣れるまで四苦八苦する離乳食作り。
毎日が完璧でなくていいけれど、
これだけは気をつけてほしい。
そんなポイントをお伝えしたいと思います!
「衛生的な取り扱いを心がけよう!!」
乳児は抵抗力が弱いです。
そして、離乳食は腐敗しやすく、
手を加えるぶん細菌感染のリスクも高い。
調理の際は、火を十分に通し、
調理後はなるべく早く与えましょう。
「栄養のバランスに配慮しよう!!」
離乳食開始1ヶ月くらいからは、
栄養バランスも考えましょう。
様々な食品や調理法を取り入れ、
味や舌触りなど、
たくさんの食体験をさせてあげましょう。
「発達段階にあった調理形態を心がけよう」
歯の生え具合に合わせて、
固さ、大きさ、粘度など配慮しましょう。
味付けは薄味を基本。
塩分は0.5%以下
甘味は 1〜3%程度
しかし、乳児が喜んで食べるのであれば、特に味付けは必要ではない。
「大人の食事からの取り分けをしよう!」
取り分け離乳食は、
楽をするだけでなく、
同じメニューを食べることで、
おいしさを共感したり、
子供の食べ物への興味や関心、
食べる意欲を育てることができる。
取り分ける際には、
大人用の濃い味付けをする前に
取り分ける必要がある。
取り分ける材料の
硬さや大きさは、
乳児の成長に合わせること。
取り分けた後に、
刻む、潰す、とろみをつける、汁気をおおくする。
など、乳児が食べやすい
一手間を加えるといいでしょう。
成長にあった
食べ物の大きさや固さでないと、
上手な飲み込み方を取得できず、
歯並びや顔つき、姿勢に影響することもあります。
しかし、頑張りすぎると
疲れてしまう離乳食。
手を抜けるところは手を抜いて。
楽しい食卓を心がけてください!
参考図書;子供の食と栄養 堤ちはる