前歯を抜かなきゃいけないと言われた…インプラント治療で綺麗に歯が入るの?

こんにちは、

名古屋市昭和区・千種区・天白区からも通いやすい

八事日赤の歯科医院(歯科・歯医者)たきかわの森歯科クリニックの歯科医師・長谷川です🦷

 

歯を失った場合の治療方法として

「インプラント」治療があります。

 

インプラント治療は、隣の歯を傷つけることなく

失った歯を回復できる、優れた治療法と言えます。

 

しかし、特に前歯を直す際には、

「見た目」がとても重要になってきます。

 

このインプラント治療、

実は見た目を元の歯のように綺麗に治すには、

単純に「インプラントを入れれば良い!」では済まない場合も多いこと、ご存知でしたでしょうか?

 

歯が長くなったり、金属が見えたりする!?


 

実は前歯のインプラント、

見た目を綺麗に治すには、

考えるべき点が多くあるのです。

これを知らずに、「インプラントを入れれば良いや!」と簡単に考えてしまうと、

最終的に「長〜い歯」が入ったり、

「インプラントの金属が見えて」しまったりするのです。

 


[2]より引用

 

大切なのは、「骨」がしっかりしているかどうか!


 

[1]より引用

見た目を綺麗に治せるかどうかは、

「周りの骨がしっかりとしているかどうか」という点なのです。

 

事前にCT(三次元のレントゲン)を撮影し、

周りの骨の状態を正確に把握し、

適切な「治療計画」を立てることが大変大切です。

 

その「治療計画」も、

時代とともにさまざまな検討が繰り返され、

ブラッシュアップされてきました。

 

それは「論文」という形で世の中に出されます。

 

私が留学した2014年頃のアメリカでは、

「歯を抜いてすぐにインプラントを入れる」治療方法が最盛期を迎え、

多くのドクターが発表し、治療を行なっていました。

 

しかし、最近では、最終的に見た目が綺麗にならないことも多く報告され、

そのやり方にも疑問が投げかけられています。

 

これからも、状況に応じて、

適切な治療方法を検討することが、

満足できる治療を行うために大切なことと言えます。

 

 

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[1] São Paulo et al. Brazilian Oral Research Print version ISSN 1806-8324On-line version ISSN 1807-3107 Braz. oral res. 2019 vol.33 supl.1  

[2] Bobby Butler et al. Managing Esthetic Implant Complications. Compendium Jul/Aug 2012 Volume 33, Issue 7