定期的に歯石を取ってるから安心…本当に大切なのは歯石を取ることじゃないってホント!?

こんにちは、

名古屋市昭和区・千種区・天白区からも通いやすい

八事日赤の歯科医院(歯科・歯医者)たきかわの森歯科クリニックの歯科医師・長谷川です😄

 

定期的に歯石を取ったり

お口のメンテナンスを受けている方は

お見えになりますでしょうか?

 

まだまだ日本では、定期的に歯医者さんに通う習慣は

定着していないといえます。

 

しかし、定期的に歯医者さんに通う理由は、

本当に歯石を取ることなのでしょうか?

 

 

歯石とは…汚れのことじゃない!?


 

実は「歯石」とは

唾液(つば)の中の

カルシウム成分などが

歯についたもの。

 

実は、プラーク(歯垢)がない患者でも

歯の表面には自然とたまるものなのです。

 

この「歯石」自体は

実は歯周病を引き起こしたり

大きな害のあるものではないのです。

 

歯ぐきが腫れる原因は? …それは、バイオフィルム


 

実は、歯周病を引き起こしたり

歯ぐきを腫らす原因は、

歯石ではなく「バイオフィルム」。

 

磨き残しは、時間が経つと

「プラーク」と言ってネバネバの状態になり、

その中でバイキンたちが手を繋ぎ、

薬も通さない強力な集合体「バイオフィルム」となります。

 

実は、歯石は表面がざらざらなため、

この「プラーク」が付きやすく、

「バイオフィルム」を作りやすいのです。

 

そのため、歯ぐきを腫らしたり

歯周病を引き起こしたりするのです。

 

まとめ


 

「歯石」自体が、歯周病を引き起こすのではないことが

お分かりいただけましたでしょうか。

 

この「歯石」は、

きちんと磨いていても、

何ヶ月か経つと自然と着くものです。

 

しかし、「バイオフィルム」は

歯医者さんで徹底的に表面を磨いたとしても、

目に見えないのですが

1〜2ヶ月で表面につき始めるものです。

 

そのため、定期的に歯医者さんに通う

本当の意味とは、

歯石を取ることではなく、

この「バイオフィルム」を取ることなのです。

 

歯医者さんによっては、

「定期的に歯石を取りましょう」

とお話しすることもあるかもしれません。

 

しかし、ぜひ本当の意味を知っていただき、

真の意味での「歯周病予防」に

努めていただきたいと思います!

 

 

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